a reminiscence

The most capacious measure is filled at last.

DIVE TO BLUE

厨房の排水溝には汚泥が溜まっています。

今日はその中に物が落ちてしまいました。

そこで私がダイブ!

厨房だけに汚泥はかなり油っこくて、足元もずるずる滑ります。

床に空いている溝蓋を開けると、1mほど下に汚泥混じりの水が溜まっています。

当然底は見えません。

とりあえずゴム長をはいて、水際まで降りて、そこからうーんと腕を下に伸ばして汚泥の中を探ります。

勿論、素手で。

肘くらいまで腕を突っ込んでみたのに、底に手が届きません。

ありえん深い。

で。

結局落ちたものは見付からず。

肘まで汚泥塗れ。

まさか、自分の腕の匂いをかいで本気でもよおすとは思っても見ませんでした。

帰っても、まだ微妙に匂いが…。

電車の中ではきっと飲んだ後に吐いて帰る人だと思われていただろうなぁ。