a reminiscence

The most capacious measure is filled at last.

私と音楽との出会いの記憶

今では「NO MUSIC, NO LIFE」を地で行く私だが、私と音楽との出会いは相対的に見れば遅いのではないかと思う。

友人の話を聞くと、ご両親が聞いていた音楽が最初の記憶であることが多いのだが

私の両親は音楽といえばせいぜい音楽番組を見る程度で家でレコードを聴いていたとかそういった記憶は一切無い。

ただ、私は赤ん坊の頃泣いていてもTVに山口百恵が映るとぴたりと泣き止んだ、と母が語ってくれた。

私自身、小学校ではサッカー(最近気付いたのだが、私は京都パープルサンガ松井大輔選手の先輩だった!)、中学校ではバスケットボールとスポーツに明け暮れ、

音楽を聴いている時間など無かった、と言うか、別の楽しみに夢中であった。

そんな私が初めて買ったCDは中学校の頃に買ったJ.S.バッハの「ブランデンブルク協奏曲」。

最初に買った歌の入ったCDはXの「BLUE BLOOD」。

シングルはサザンオールスターズの「真夏の果実」。

ラジオ(FM大阪だっけか)で、ブレイク直前のMr.Childrenスピッツ、シャ乱Qを聴いて「うーむこれは来る」としたり顔で頷いていた。

サザンは好きだった。母は桑田佳祐の声が好きではなかったようだが、私の耳にはじわりと滲み込んだ。

高校に入ってバンドを始め、熱くロックをシャウト(笑)するとは思いもよらなかった最初の記憶。

高校時代の記憶は、次の機会に。