a reminiscence

The most capacious measure is filled at last.

今日は友人が来る

今日は東京から友人が来る。

大学の就職部に呼ばれたとの事。

俗に言う「いい会社」に入った彼のような人材を、大学は宣伝材料に使って新入生を集めたり、就職活動予備軍を煽ったりしている事に、私はゲンナリしている。

そして彼はそんな大学の思惑を分かった上で、大学の経費で京都にいる友人の所に遊びに来ているに違いない、と私は思ってほくそ笑むのだ。

大学ってまさに企業体だなぁとつくづく感じる瞬間。

つまり、彼は私と遊びに来たわけではないのだが、彼とは色々な部分で感性のベクトルが似ている(少々雑な言い方だが)ので、話していると何かと刺激になる。

彼のような「食えない」人間を、私は好きだ。そして私も周りから見れば「食えない奴」なのだそうだ。

ゼミの先生のお墨付きでもあり、大変光栄に思っている。

私が大切にしている友人が私を大切に思ってくれている、という事に対する自信には科学的根拠に欠けるものがあるが、それは私が生きる礎の一つになってさえいる。

月並みだが、これからもよろしく。

私信:照れ臭いので、あまり褒めないでね。私は君を褒めるけど。愛のあるダメ出しと共に。