a reminiscence

The most capacious measure is filled at last.

全国の甘党、団結せよ

今日はバレンタインデーであります。

私にチョコレートを下さったのはバイト先のパートの方と、久し振りに京都に出て来た後輩でありました。

素晴しい方々です。

表彰して差し上げたい。もしくは付き合って頂きたい。

で、私がバレンタインデーの度に遺憾に思うことがあります。

バレンタインには女性から男性にチョコレートという日本独特の風習。

それがモロゾフをはじめとする洋菓子業界の陰謀であるとは知りつつも、頂けると嬉しく、頂けないと落胆するものであります。

そんなことが言いたいのではなく、甘党6:左党4の私と致しましては、専門店をはじめ多くの百貨店でチョコレートが販売されるこの時節は触手が疼き倒すのであります。

ニュースを見ていると、世界から著名なショコラティエが招かれ、大いに儲けていらっしゃるとの事。

私は美味しいチョコレートが食べたいので、いつもは手が出ない高価なチョコレートを一番旬であるこの時期に買いたいと思っているのです。

他の時期に、こんなにチョコレートの種類が充実している事は無いからです。

しかし、しかし。

男がバレンタイン仕様のチョコレート売り場で商品を物色していると、何処かしら冷たい視線を感じずにはいられないのです。

ニュースによると、女性が「自分へのご褒美」として高価なチョコレートを買い求めていることも多いようです。

男性があの場にいてはいけないという雰囲気にはほとほと困ってしまいます。

買わせてくれよ、別にあんたに買ってくれと言ってる訳では無いだろう、と。

チョコレートは貰ったりあげたりする物じゃない。食べるものなんだよ、と。

小声で言いたい、冬の夜。