a reminiscence

The most capacious measure is filled at last.

江戸川乱歩全集第3巻『陰獣』

やっと発売されていたので早速購入。

光文社文庫『江戸川乱歩全集』は、表紙の素敵さにやられたのと乱歩の全集を文庫版でやっと発見したと言う2つの理由で全部集めることにしたが、私が好きな作品の1つである『陰獣』が収録されている第3巻が当時未刊で、巻を飛ばして買うのも何だったのでずっと待っていたのだ。

本当に嬉しい。

春陽堂文庫からも『江戸川乱歩文庫』が出ているが(表紙はさらに素敵)、全集ではないので集めるのは泣く泣く諦めた。

それでも『陰獣』は持っているし、愛読した。

何より、次の4巻以降が買えるのが嬉しい。

順番を飛ばすのは何だか気に入らなかったのだ。

基本的に実際に刊行された時間軸に沿って巻数がつけられているためだ(確か)。

また乱歩の世界にどっぷりと浸かります。

あー気持ちいいなぁ。