a reminiscence

The most capacious measure is filled at last.

講演会だなんて。

本日はTV番組等でも有名な「経済アナリスト」某の「平和講演」を聞きに行って参ります。会社の命によるものです。無給です。それどころか参加費払わされました。経費落ちない。きっと素敵なお話を拝聴できることでしょう。ええ、ええ。

iPodの充電もバッチリ。PC入れ替えたばかりでプレイリストには些か不安がありますが。ドイルの『緋色の研究』を持って行きます。問題は、椅子の寝心地、もとい座り心地であります。

行く前になんですが、早く終わらないかなぁ。

まぁ、誰のどんな話であれ、アカデミックな内容というものは私の知的好奇心をくすぐるのであります。

講演者は頻りに新保守主義、とそれの真似をする日本の新自由主義を批判しておりました。うーんサウスポー。

景気の話、格差社会の話、市場の話、利権の話、近代政治・経済思想の話、そして憲法の話。もう少しクリアな形で「平和」と「経済」を結びつけるリンクを提示した方が聴き手は分かり易かったと思うが氏の専門は経済学なので仕方が無い。寧ろそれらと所謂「平和」が乖離している日本社会のあり方がどうかしているのだろう。

書き始めるとキリが無いので講演内容はさておき、初め「新自由主義」が「心中主義」に聞こえてこりゃ太宰はんも草葉の蔭でほくそ笑んでおる事だろうと思い知識の抜けっぷりを痛感致しました。ネオリベラルって言えよ。新保守主義はしっかりネオコン呼ばわりしたんだから。まぁネオコンってのはアメリカだけを指して言うのが一般的だからそういう意味なんだろうが。

台風が遠慮してくれたおかげで雨に遭う前に帰宅できてよかった、よかった。