a reminiscence

The most capacious measure is filled at last.

可杯


可杯べくはい、と読む。高知のお土産に頂いた一品。お酒を飲む時の遊びに使われるらしい。真ん中に写っている独楽を回してそれぞれ倒れた所に書いてあるお面の形をした杯にお酒を入れて飲む。天狗は鼻の頭が丸いので飲み干すまで置けない。ひょっとこは口の所に穴が開いているのでこれまた飲み干すまで置けない。おかめだけは細工なし。しかも天狗とひょっとこ、でかい。鼻の所までたっぷりと入るので如何ともし難い。独楽の目には「うた」もあるがその時は一曲披露、という感じ。下戸の高知人には災難だろうな、このおもちゃ。