a reminiscence

The most capacious measure is filled at last.

今更北海道レポその1。

先月、北海道に行ってきました

その時に撮った写真を時間軸でアップして行こうと思います。

まずは、札幌時計台。みんな口を揃えて「しょぼい」と言いますが、私にとってあの佇まいは最高に心地の良いものでした。確かに周囲の建物からは浮いていましたが。鐘の音も聞くことができ、まずは満足。時計台のオリジナルキャラクターはイマイチだったけど。

時計台そのものは京都に住む私としては京都大学の時計台の方が立派です。大きいし、綺麗だし。ただ、北海道のそれは近代化、機械化された街中にぽつんと建っていて、それがなんとも言えない街の風景とのギャップを作っていて、それがよかったのです。

あの時計台は、札幌市が完成に近づく様を見続けてきました。なのにそんなに偉そうじゃない。その謙虚さがいい。

おそらく再訪することは随分先になるか、もしかしたらもうないかも知れないけど、たまに思い出すだけであの時計台の視線で街を見つめられたらもっと豊かな人間になれるんじゃないかなぁと思います。

器を大きく、全てを包み込めるような、そんな人間になれたらいいな、と時間を知らせるカラクリひとつに大げさなことを考える訳です。