a reminiscence

The most capacious measure is filled at last.

お正月のごあいさつ

2012年明けましておめでとうございます。

今年はロンドンオリンピックがありますね。時差9時間に今からうんざりしています。ときにイングランドにはサッカー場しかない気がするのですが大丈夫なのでしょうか。あ、テニスコートもあったわ。

2011年は自然災害(とそれに起因する二次災害)が本当に多かったです。国際指名手配されていたテロリストや名指しで非難されていた国家元首が死んだり殺されたり、クーデターや国民投票から大規模な暴動まで、国家を揺るがす出来事もたくさん起こりました。

自然災害について世界規模で見ると水害が(発生回数と被害を受けた延べ面積、災害による経済的損失の総合の割合としては)多かったようですが、

日本に住まう者としてやはり3月に起こった東日本大震災は衝撃的でした 。宝塚音楽学校の敷石が崩れてバラバラにめくれ上がった映像を思い出しました。高架の落ちた伊丹の駅前を思い出しました。

東日本の地震に関する報道や世論は、今や日本における原発の存在の是非を問うものに「半分以上すり替わって」いますね。鍵かっこをつけた理由は推察してください。

地震に限れば、あの地震の3週間前にはニュージーランドで大きな地震がありましたね。同年9月にその被災国でラグビーワールドカップが開催され、オールブラックスが優勝しました。あれはとにかく凄かったし、オールブラックスは最高でした 。

翻ってワタクシ。正月だから心新たにとかあまり考えない性分なのですが、今年も「あるべきものをあるべきところに」をテーマにやって参ります(昨年の続きです)ので、皆さま本年もご助力のほど、よろしくお願い致します。

以下蛇足ですがこの間の言い訳を兼ねて。

ボクは政治が嫌いです。政治家が嫌いな訳では決してないですし、学問としての政治学はむしろ好きな部類です。

ただ9ヵ月間震災のことに一度も触れなかった一番の理由は、あの出来事が当初から政治ベースで語られていたからです。多分それに嫌気が差しただけです。

ただ、いつも思うことなのですが、それでも生きていかざるを得ない、のです。 そういう訳で、本年も引き続きごひいきに。昨年の分もまとめてご愛顧いただいても大歓迎です。どうぞよろしくお願い致します。