a reminiscence

The most capacious measure is filled at last.

カテナチオ

まさに「閂」。

W杯準々決勝第2戦、ウクライナ対イタリアはそんなゲームだった。

個人的にはガットゥーゾ(以下ガッ)の気迫(威嚇)を見たかっただけなのだがザンブロッタもペロッタも凄かった。勿論他のメンバーも。

カテナチオの鍵は一人が握っているのではないんだと改めて感じた。

相手の一番嫌な所にいつもいて、何処までもボールを追いかける。一度は相手選手のファウル臭いプレーに人一倍キレまくり、そのキレっぷりだけでウクライナのボールを自らブッフォンに渡させてしまった。とんでもない存在感、影響力。

そして、交代の時に感じたガッの人気の高さに驚かされた。そこかしこに足元の巧さも見られるようになってきて大変素晴らしい。

ウクライナ側もそこかしこに見せ場を作って結構いいパフォーマンスだったとは思うが特にシェフチェンコマルセイユ・ルーレット2人抜き→ワンツーに目を見張った。

W杯とは関係ないがチェルシーでの彼の活躍に幸あれ。ところでミランは誰で彼の穴を埋めるんだ?

そしてガッはイタリア対ウクライナ戦のマン・オブ・ザ・マッチに選ばれた。

次はドイツ戦。ガッが次にイエローを貰うことなく(累積警告1枚なので)ドイツに勝利し、決勝でその姿を見られることを切に願う。