2006-12-04 今夜の切れ端 Diary 今夜も駅のプラットフォームに、帰りの電車が滑り込んできた。 そして、出て行った。 私は、プラットフォームに立ったままだった。 暫くしてから、「何故乗らなかったのだろう」とふと思った。 そして、そんなこともすぐにどうでもよくなってしまった。 次の電車に乗って、帰途についた。 このまま透明になってしまえば、きっと気持ち良いだろうかと冴え渡った夜空に問うてみた。 車窓から見える黒は、返事をしてはくれなかった。