a reminiscence

The most capacious measure is filled at last.

ケロリン

本当に売ってるんだ。銭湯の洗面器の底に書いてあるのしか見たことなかったけどこんな文明開化というか大正浪漫というかアナクロ全開のパッケージだったとは。そしてどっかで嗅いだ匂いがするなぁと思っていたら八ツ橋の匂いだった。ニッキだ。で、顆粒なんだけど個包装の袋がまた紙。蝋紙っぽいペラペラの。湿気を存分に吸いそうだな。ところでのんでよくきく歯痛薬とか言って右の男は上下の歯が同時に剥き出し。歯が痛い人はこんな口の開け方しないって。あ、カエルが描かれてないよ。じゃあケロリンの名前の由来は何だ。いや、ケロヨンかそれは。で、あのキューピーを両生類に退化させた感じのする有名なカエルは興和製薬のキャラクターだったっけ。とにかく仕様が隅々まで深いし渋い。渋すぎる。そしてツッコミどころ満載。内外薬品最高。