a reminiscence

The most capacious measure is filled at last.

青空

雲一つ無い青空。見上げていると束の間、自分が地に立っていることを忘れさせてくれた。どこまでも青く、青く。青は空気がその存在を示す色だ。他に空が青い理由は何も無い。何も。空は、空気は、ただ在りたいように、そこに在る。私は在りたいように在るだろうか。青は私がその存在を問うような、懐疑の色だ。