a reminiscence

The most capacious measure is filled at last.

タバコが1箱20本入りである理由

皆様、明けましておめでとうございます(遅)。

昨今ドタバタ続きでブログを更新しているバヤイではなかったのです。もう涙目です。

さて、今日職場で話題になったことなのですが、現在販売されているタバコのほとんどはなぜ1箱に20本入っているのか、今まで考えたこともありませんでした。ところが、色々聞いてみるとそれと関連しているとしか思えないことがありました。喫煙者の方々10名に聞いたところ、全員が「吸うのは1日に1箱だよ」と答えました。

これはむしろ逆から考えた方がいいことなのかもしれません。喫煙者が1日に20本くらいタバコを吸うからタバコは1箱に20本入っているのだ、という風に。

調べてみると、ニコチンの血中半減期は約30分。つまり、この数字だけを基に単純計算しても1時間に1本はタバコを吸いたくなる訳です。一日で起きている時間は約16時間。3食後の一服(笑)を足すと19本≒20本となります。タバコは葉を乾燥させたものですので、湿気てしまっては話になりません。これが1箱にタバコが20本入っている理由だな、と。

ここまで書いて思ったんですが、当たり前のことでしたね。失礼しました。

でも、当たり前のことを不思議に思う気持ちってとても大事だと思うのです。知的欲求を失った人間に魅力はないと私は個人的に考えています。どんな小さなことでも、不思議に思い、考え、調べ、結論付ける。ともすれば世界をステレオタイプ化してしまう危険を孕んではいますが、それも大袈裟な話で。